お教室にいらっしゃっている生徒さんも、我が家の子供たちも、どこか緊張したりワクワクしているのが伝わる時期です。
誰でも新しい環境は慣れるまで落ち着かないですよね。
そんな時は生活のリズムが軌道にのるまで、少しでいいのでゆったりして自分を休ませる時間を意識的に作ってみると良いですね!
新年度になるとヴァイオリンを練習する時間がなくなってしまって…というご相談を受けることがあります。
そんな時は、練習の時間を少しにしても良いので、できるだけ毎日習慣化することをおすすめしています。
例えば夕飯の前、お風呂の前、などを決めて、ほんの15分で良いので、ヴァイオリンを開けて触るようにしてみてください。
その時はすごく上手くならなくても、そのコツコツ努力していることがちゃんと積み上がっていくはずです。
これは何も楽器に限ったことではありません。
毎日やる、を習慣にできると、何でも努力することが出来るようになるのだと私は思います。
実際、私の生徒さんは学習面でも優秀だな、という方が多いようです。
その習慣がつくと、自分で優先順位をつけて計画的に物事をすすめ、努力をし続けられるようになるのではないでしょうか。
ピアノやヴァイオリンを練習すると両手で違う動きをするので脳に良い、という説があります。
確かにヴァイオリンを弾くと普段使わない筋肉を使ったり、それを動かす工夫をする必要があるので、脳に良いことは間違いないと思います。
私はそれに加えて、毎日自分を律して習慣にできるようになる、ということも、楽器を始めることの大きな利点だと考えています。
楽器は、脳にも良く、努力する習慣が身につく上、弾けるようになると一生の楽しみにすることができます。
新しい年度に始めることの選択肢の1つに、ぜひ楽器も入れてみて下さいね!