今回は、私の生徒さんのお話をします。
先日、小さい時から習いに来てくれているFちゃんとCちゃんの姉妹が突然「先生、私学校のミニコンサートで、カノンを弾きたい!」と言ってきてくれました。
よくよく聞くとミニコンサートというのは、学校の休み時間に演奏したものを動画に撮って、給食の時間に全クラスに流してもらえるのだそうです。
「自分から発表したい!」
そういう気持ちを持ってくれることは、私にとっても、本当に嬉しくて微笑ましく思えます。
そうは言っても、期限があと2週間しかなかったので、ポイントで息を合わせる場所や、一つ一つの弓の弾き方、リズムのとり方等をあわててレッスンしました。
2分しか弾けない、ということだったので、パッヘルベルのカノンで1番有名な箇所の少し前から演奏することに…。
2人で演奏することの難しい点は、息を合わせることです。
くわえてこの曲は最後の方に、シンコペーションが続くリズムが取りづらいところがたくさんあります。
レッスン中どうしても2人がずれてしまうことも度々…。
でも、最後の最後にはちゃんと合うようになりました!
ミニコンサート、上手くいくといいな…
何年講師を続けても、生徒が人前で演奏するとなると、楽しみ半分心配半分です(笑)。
今回は時間制限があって全部弾くことができなかったので、いつか全部を発表できる機会を作ってあげたいなぁ、と思っています!
何はともあれ、こうやってみんなの前で演奏を聞いてもらえるチャンスがあったら、臆せず挑戦するFちゃんとCちゃん姉妹の姿勢は本当に素敵で、誇らしく思います。
みなさんも、失敗を恐れず、どんどん色々な人に自分の演奏を聞いてもらってくださいね!
